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栃尾の油揚げ [居酒屋]

 昨日、居酒屋で「栃尾の油揚げ」というメニューを見つけて注文した。栃尾というのは人の名前ではなく、新潟県にある地名のこと。美味しいこしひかりの産地としても有名らしい。
 実はこの油揚げは、以前学生時代の友人K氏に、彼行きつけの居酒屋に連れて行ってもらったときに教えてもらったメニュー。単純に、油揚げを焼いて、葱と生姜をたっぷりかけて、醤油でいただくだけのものだが、これがなんとも美味しいのだ。
 油揚げの美味しさは土地に関係するんでしょうか。「美味しい豆腐屋さんの油揚げがやっぱり美味しいように、土地というより作り手によるものではないのかなぁ」、「水が美味しいところの豆腐が美味しいと言われるように、やはり、有名なこしひかりの産地である栃尾の水は、豆腐作り、ひいては、油揚げにも適しているんだろう、そうに違いない」と、同席者との会話もそこそこに、こんなつまらないことを考えながら、一心不乱に油揚げと格闘していた訳です。僕は、食事をするとき、時々、いやしばしば会話に集中していない悪い癖があるのですが、大抵は、いや常にこんなことを夢想してしまっているんですね。意地汚いですな。
 油揚げといえば、最近、我が家で流行のつまみがあります。油揚げの中にモッツァレラチーズと、微塵切りにしたアンチョビ少々を入れて、油をひかずに、両面をフライパンで焼くわけです。これで出来上がり。七味をかけて、醤油を本当にちょこっと垂らして食べるわけです。ビール、日本酒、焼酎にぴったり。因みにこれを「栃尾の油揚げ」でやると勿体ないので、これは普通の油揚げでどうぞ。
 ところで、この油揚げを教えてくれた友人のK氏は、とても友達思いのいい人。「栃尾は、こしひかりも凄く美味しいんだ」ということも教えてもらったのも彼です(彼は広島出身なんですけどね)。で、「俺も食べてみたいなぁ」と漏らしたところ、即座に10kg袋を送ってきたもんです。K君、このブログ見てないよなぁ、また美味しい米が食べたいなぁ。ごちそうさまでした。
 
 


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